冬のトレンド配色テクニックでおしゃれを楽しもう

冷たい空気に似合うのは、深みと温もりを両立した色づかい。重ねるアイテムが増える冬は、配色次第で立体感も洗練も手に入ります。ここでは、日常に取り入れやすい順に冬の配色テクニックを紹介します。
冬のトレンド配色テクニックでおしゃれを楽しもう
冷たい空気に似合うのは、深みと温もりを両立した色づかい。重ねるアイテムが増える冬は、配色次第で立体感も洗練も手に入ります。ここでは、日常に取り入れやすい順に冬の配色テクニックを紹介します。
1. ネイビー×アイボリーで「軽さ」を足す
濃色が増える冬こそ、アイボリーの柔らかさを一点挟むと全体が軽く見えます。
-
例:ネイビーのコート×アイボリーのニット。小物はゴールドでほんのり艶感。
2. チャコール×バーガンディで「血色」を仕込む
グレーの知性に赤みを少量。顔周りや脚のワンポイントにバーガンディを置くと、沈みがちな冬配色に温度が宿ります。
-
例:チャコールのワンピース×バーガンディのタイツ。足元は黒レザーで締めてバランス良く。
3. キャメル×オフホワイトで「やさしさ」を重ねる
キャメルの穏やかさとオフ白の清潔感は、素材の表情(ウール・ツイード)を引き立てます。
-
例:キャメルのチェスターにオフ白パンツ。バッグはブラウン系でトーンを揃える。
4. フォレストグリーン×ブラックで「都会的」に
深緑は冬に映える落ち着き。黒を合わせるとモードに寄り、金属小物の光沢が効いて写真映えも◎。
-
例:フォレストグリーンのニット×ブラックデニム。アクセはシルバーでクールに。
5. モノトーン×一点メタリックで「艶」をプラス
白〜黒のグラデーションに、バッグか靴でメタリックをひと滴。重ね着でも重く見えない抜けが作れます。
-
例:黒ワンピース×グレーブーツ+シルバーのミニバッグ。
——
配色を支える「面積」の考え方も大切です。重色(黒・ネイビー・チャコール)は大きな面積で土台を作り、明るい色(アイボリー・オフ白)は中間面積で抜けを作る。差し色は小面積で十分。さらに、質感のコントラスト(起毛×ツヤ、ツイード×レザー)を意識すると、同じ色でも深さが出ます。
日常に取り入れるなら、まずは羽織から。例えば「【動画あり】変形デザインマニッシュジャケット(2色展開)」は、直線的なカッティングが配色のコントラストをきれいに見せてくれます。ホワイトならネイビー×アイボリーの軽さに、ブラックならフォレストグリーン×ブラックの都会的ムードに自然にフィット。色だけでなく“面積と質感”のバランスが整うので、冬コーデの完成度が上がります。
冬の装いは“色で温度を上げる”のが近道。深い色に明るさや艶を少しだけ重ねて、暖かく、そして自分らしいバランスを楽しみましょう。